家賃保証会社が滞納家賃を自宅に取り立てに来た場合の対処法

家賃保証会社が滞納家賃を自宅に取り立てに来た場合の対処法

家賃の滞納を続けている状態で、電話での督促やメール、また督促状を無視していると、家賃保証会社の担当者が自宅に訪問してくるかもしれません。

直接自宅に来ると、どう対応すべきか戸惑う方も多いと思います。

そこで、家賃保証会社が滞納家賃を自宅に取り立てに来た場合の対処法を紹介します。

まず、家賃保証会社が直接自宅に訪問してくること自体は法律上許可されています。

賃貸保証会社の自宅訪問

どういう理由で自宅まで訪問してくるのか?

賃貸保証会社の自宅訪問理由

理由は簡単です。
滞納している家賃を回収しにきているのです。

こういった場合に保証会社は自宅に訪問してきます

  • 滞納家賃の督促電話に出ない
  • 督促メールや督促状を無視している
  • 家賃の滞納を長期で続けている

当然ですが、家賃保証会社の担当者が、「滞納している家賃の回収以外の理由」で自宅まで訪問してくることはありません。

「支払い意思の確認」「夜逃げしていないか?」等の確認のために訪問してくるのです。

1日、2日家賃の支払いが遅れたことで、保証会社の担当者が自宅まで訪問してくることはありません。

保証会社も暇ではありませんので、訪問までしてくるにはそれなりの理由があるのです。

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保証会社が自宅に来た場合にまずやる事は?

家賃を滞納している場合

家賃保証会社が訪問してきても、感情的にならず冷静に対応することが大切です。

滞納分を一括での支払いが難しい場合でも、誠意を持って担当者と以下の内容の事を相談するようにして下さい。

  • 毎月少額ずつ支払う形で分割払いの相談
  • 一時的な収入減少であれば、支払い期日延期の相談
  • 解決に向け行動中であれば、猶予の相談
担当者は解決を目的として訪問してきているため、誠意を見せることで柔軟な対応を得られる可能性があります。

家賃を滞納していない場合

訪問者が本当に家賃保証会社の関係者であるかどうかを確認することが重要です。

身分証明書の提示を求めたり、名刺を確認するようにして下さい。

身分確認が不十分な場合、詐欺や不当請求の可能性もあるため注意が必要です。

冷静に対応することが最優先

どうして家にまで来るの!

感情的な対応は状況を悪化させる可能性があります。

  • 一方的に話すのではなく、相手の説明を聞く姿勢を持つ。
  • 家族構成や個人的な状況を必要以上に伝えないようにする。
  • トラブル防止のため、会話内容を録音しておくと安心です。
冷静に対応するため、以下の事を心がけるようにして下さい。

訪問時に違法行為があった場合

訪問時の違法行為

家賃保証会社の行動が以下のような場合、法律に違反している可能性があります。

  • 深夜・早朝の訪問
  • 大声や威圧的な態度で支払いを強要する行為
  • 近隣住民に滞納の事実を知らせるなどの行為
違法行為が続く場合や恐怖を感じる場合、警察への通報を検討しましょう。

訪問してきた家賃保証会社が、協会や団体等に加盟している場合は、そちらに相談してみるのも良いかもしれません。

参考 家賃保証会社とトラブルになった場合の相談先